✳︎誕生死を乗り越えて✳︎

2015年 第一子の誕生死を経験した後、2016年 女の子出産しました。死産・流産・誕生死etc...どなたかの希望になればと思いブログに綴っています。

2歳のお誕生日

2年前の今日

 

翼くんは産まれてくれて、

 

そして、二時間後にお空に還りました。

 

 

2歳のお誕生日は家族みんなで1日を過ごせる計らいがありました。

 

きっと翼くんがそうしてくださったのだと感じます。

 

 

今日は翼くんが眠っている京都へ

会いに行ってきました。

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雨降らずに天気も持ってくれて過ごしやすかったです。

 

翼くんを前にして心の中でお話をしていると

風がふわぁっと吹いて、

なんだか包み込んでくれるような、

私の声かけに答えてくださっているかのような、

優しい風が吹き

翼くんを感じることができました。

 

いつも見守ってくれてありがとう。

翼くんも元気に過ごしてね。

 

 

 

そして家に帰り、一歳の時同様、

生きているのと同じように、

翼くんのお誕生日会をしました。

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宿ってくれてありがとう。

十月十日つながっていてくれてありがとう。

出会えた奇跡に感謝しています。

 

いつまでも大切な存在です。

I love you.

 

 

最近またよく思います。

当たり前のことなんて何ひとつない。

 

共に過ごすことのできる時間のありがたさ、

毎日の暮らしを丁寧に大切に生きます。

 

 

余談ですが、

昨年産まれた9ヶ月の娘は

翼くんが見えたりお話ができるのか、

少し前から、上を向いてにこっと笑ったり、

お話したりしています。

なんだか翼くんがすぐ近くにいてくれているようで嬉しくなります。

心がざわざわするのは。。。

心がざわざわし続けているのは、
自分のことと重ね合わせて考えてしまうから。

 

人それぞれだから

その方がどんな風に感じられているかは本当のところその本人しかどうなのか分からないけれど、
人のことを聞いたり見たりして
そう思ったり感じている私がいるということ。

 

やっぱり私翼くんがお空に還ってしまってからいつの日からか感情に蓋をして

悲しいという気持ちを我慢していたし、

感じないふりをしていたんだ。

 

お空に還った事実とまた向き合ったら

あの時の辛さと苦しさを思い出して居た堪れなくなり、

悲しくて虚しくなるだけだからかな。


自分を責めちゃうからかな。


悲しすぎて感情を押し込めてしまったのかな。

 

 

 

やっぱりいつまでたっても悲しいものは悲しいや。

 

でもそれでいいんだ。


我慢なんてしなくてもそれでいい。

 

自分の気持ちに正直に過ごそう。

 

今また深い悲しみと共に過ごす時間もきっと意味があるのだとおもう。

 

いろんな感情の時があっていい。

 

湧き上がる感情と共に過ごして
何も飾らずにありのままの私で過ごします。

最愛の人の死

最愛の人の死は、

生きているなかでこんなに辛いことはありません。

 

私は2年前、

出産の日当日に、産まれて2時間でお空に還ってしまった息子の誕生死を経験しました。

 

 突然の出来事でした。

 

 

今日ある会見で、

最愛の人の帰宅を待っていて、

お空に旅立つ前に自分の思いを伝えてから旅立たれたというお話をテレビで拝見させて頂きながら涙して、

私が体験した当時を思い出し重ね合わせて聞きいていました。

 

 

私のお空に還った息子も

私の緊急帝王切開でで緊急処置が終わり

私が息子に会える時まで、

一生懸命生きて待っていてくれました。

 

そして私の到着を待ち、

生きて産まれてくれた姿を私に一目見せてくれて、

私の腕の中で息をひきとり旅立ちました。

 

 

月日が経って当時を振り返り、

 

そこにあったものは、大きな愛でした。

 

 

とても寂しくて辛くて悲しいことだけれど、

とびっきりの愛に包まれていたのです。

 

残されたもののことまでを考えてくださった、

とても優しい配慮。

 

 

私が最愛の人の死を経験したのは

息子のことがはじめてでした。

 

当時は、立ち直れず

自分も一緒にいなくなりたくなりましたが、

でもその小さいいのちが沢山伝えてくれたことがあるので、自分の命を粗末にしたらそれこそ顔が合わせられないし、そんなこと望んでいないと思い、自分を奮い立たせました。

 

私の息子はいのちがけで、

私に生きるということを教えてくださいました。

 

だから私はそれまでみたいに

自分のいのちを粗末に生きることはもうしたくないし、できないのです。

 

 

息子の大きな愛に包まれて、

今私は生かされています。

 

 

一日一日をいかに大切に丁寧に生きることができるか。

自分の人生を生きる。

自分の使命を生きる。

 

それは自分勝手に好きなことをして生きるということではない。

 

自分という存在と、

自分の内から湧き上がる声を大切にして、

自分の本来の生き方をする。

その上で人のお役に立たせて頂くという生き方。

 

最愛の息子の死がきっかけとなり、

私の人生は他人軸から自分軸にガラリと変わりました。

 

生きて行く上で自分の人生を生きるという

大切なことを教えて頂けたことは、

翼くんが私に残してくれた最大のギフトです。

 

私が翼くんにできることは、

毎日心を向けてお話をすることと、

お空に還ったあとも、

翼くんの人生を謳歌してくださいと

祈らせて頂くことです。

 

そんなことくらいしかできないけれど、

心で通じ合えていると信じています。

 

 

お空に還ることは悲しいけれど、
家族の固い絆で結ばれて、

最期の時まで大好きな人たちと密な時間過ごせたことは、とても幸せな時間を過ごされたのではないかな。
そんな風に感じます。

 

 

今日の会見を見ながらふとそう思えたことは、

そのことを通して、

翼くんからの私へのメッセージでもあるのかな。と思うこともできました。

 

できることならもっと一緒にいたいし生きていて欲しかったけど、翼くんがそう思っていてくれたらいいなと願うばかりです。 

死して尚生きる

この言葉に、私はとても励まされました。

 

人の死というのは、2度あるようです。

 

一度目は

体がこの世からなくなってしまった時。

 

二度目は

お空に還った後、

みんなの心から忘れられてしまった時。

 

翼くんが生まれ、お空に還ってから、

私たち家族はもちろん友達や仲間、

翼くんが生まれた病院の方々、

胎教博で「奇蹟をありがとう」の翼くんの物語を見に来てくださったたくさんの方々や、

このブログに訪問してくださる皆様に知って頂けている翼くん。

 

私だけではなく、

今もいろんな方の心の中で生き続けてくれています。

 

体がこの世からなくなりお空に還ってしまったら終わりではない。

 

誰かが知ってくださっている、

覚えてくださっている、

語り継いで頂けている間は生きているということ。

 

そして何より一番に私たちの心の中で生き続けてくれている。

 

忘れることなど、

そんなことできるわけがない。

 

まもなく2歳を迎える翼くん。

様々な思いがこみ上げます。

 

そっと心を翼くんに合わせると、

いつも笑顔で微笑んで見守ってくれているように感じます。

 

今も変わらず大好きです。

 

お産にまつわるお話会♡活動報告

🍀活動報告🍀

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先日アナウンスさせて頂いた
ひだまりカフェでの
お産にまつわるお話会🤰✨

昨日開催させて頂きました💓

笑いあり、涙あり😊

みんなの更に輝く笑顔に出会うことができ、
有意義な時間を過ごすことができました。

多くの方にご参加頂けましたこと
感謝しています🎀
ありがとうございました🙌💕

また来てね😘

おにいちゃん♡

今日8ヶ月の娘が

翼くんのお仏壇に向かって、

 

おにいちゃん♡

 

と言ったように聞こえて、

 

感動しすぎて泣けました。

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最近よく2人でなにやらお話しているような仕草をしていることもあるんです。

 

やっぱり2人はつながっているんだなぁ♡

ここにいるよ

翼くんのお仏壇の前で翼くんと心の中でお話をしていました。

 

翼くんにまた会いたい。
また私たちのところに戻ってきてくれたら嬉しいな
と翼くんを思いながら伝えた瞬間、

 

電池が切れている状態で置いてあった電池式のキャンドルが、
その時一度だけ一瞬ゆらっと点灯しました。

 

私の話しかけに対して翼くんが反応してくれたんだと、

目で見てわかるように顕してくださいました。

 

 

ここにいるよ♡

 

 

また宿って戻ってきてくれるかどうかはわからないけれど、

いつも近くにいて見てくれていたり、
寄り添っていてくれているんだなと感じることができ、涙が溢れてきました。

 

目に見えなくてもちゃんと存在してくれている。
心と心は繋がっているんだと強く感じられる体験。

 

すごい奇跡をどうもありがとう。

 


翼くんとの約束果たしていきます。