早期胎盤剥離が危ない理由
翼くんのことがあってから、
早期胎盤剥離について怖くてずっと調べられなかったのですが、後から最近分かったことは、
胎盤は子宮に細かい血管で繋がっていて、
赤ちゃんが生まれた後に剥がれたら子宮がだんだん収縮する事により出血が止まる仕組みになっているそうなのですが、早期胎盤剥離になってしまうと、赤ちゃんがお腹にいるままだから子宮が収縮しなくて出血だけ大量にしてしまうからすごく危険とのことでした。
私も体の半分くらいの血液が出血したようで、それで命の危険が伴ったということが分かりました。
手術後も輸血をして頂きながら子宮の出血がとまるのをずっと確認して頂いていました。
そして子宮の中に血液が残らないようにお腹を押さえて出して頂くのですが、それが飛び上がるくらい痛くて痛くて仕方がなかったのを覚えています。
でも大事なことだからと一生懸命やってくださったお蔭様で子宮を残して頂け、今こうして新たにいのちを授かることができました。
本当に感謝しかないと思っています。
出産前、インターネットや母子手帳などで早期胎盤剥離という言葉を見たり聞いたりしていて、それが起こると危ないことは知っていましたが、どうして危ないのかということを理解していませんでした。
なかなか細かく書いてある書籍にも出会えずにいました。
自分に起こるはずがないと思って深く調べることをしませんでしたが、もっと勉強するべきでした。
そしてこんなに危ないことなので、どういう事なのかということを各クリニックや病院で検診の際にちゃんと説明する事も大事なのではと思ってしまいます。
(されているところもあると思いますが、私が検診で通っていたクリニックはなかったので。。。)
いのちに対して進撃に向き合う姿勢を改めて学ばせて頂く機会となりました。