ママとお腹の赤ちゃんはつながっている
出産の1ヶ月前くらいに、
誕生死や死産の記事を幾つか目にしました。
なんでこんなにも、
しかも出産をすぐ控えた時にこういった記事をみてしまうのか、
とても怖くなり、なんとも言えない気持ちになりました。
何かのメッセージ?とも思いました。
それはこのような内容の記事でした。
元気に生まれた赤ちゃんの出産の時は明るい分娩室が、亡くなってしまっていたり、亡くなる時の分娩室は静まり返っているという記事。
亡くなって生まれた赤ちゃんのママが月夜に照らされながら赤ちゃんにおっぱいをあげていた姿を助産師さんが見たという記事。
もう一つは、生まれた時には息をしていなかったけれど、ドクターに説明を受けた後も諦めずにママとパパが裸で赤ちゃんを抱っこしていたら息が戻って、何事もなく今も元気に暮らしているという奇跡の記事。
翼くんの出産予定日が近づいているとき、
なぜこれらの記事が目にとまり読まなきゃいけないのかと、その記事を気にしてしまう自分がすごく嫌でした。
読んだ時もとても怖くなり、もし自分の身にも起こってしまったらどうしようと一段と出産が怖くなりました。
でも奇跡が起こることもあるということも学びました。
これらはきっと意味があって目にした記事なのだとは思うけれど、ネットは必要以上に見ないほうがいいなと本当に思いました。
ネットを見なくても他の情報から何らかのサインを送ってくれるかもしれませんが。
これももしかしたら、翼くんからの事前のお知らせのサインだったのかもしれないと思うと、いろんなところにメッセージやサインが隠れていたのだと思うのです。
でも中途半端な情報に振り回されて、私の心配が強くなりすぎて具現化してしまったのかな。
そう自分を攻めることもあります。
お腹の赤ちゃんとママはつながっています。
ママが感じることはお腹の中の赤ちゃんが感じていることでもあると教えて頂いたり、本で読んだりしました。
妊娠期間中お腹の中の翼くんに声をかけお話ししながら、意識を向けて思いを感じ取ろうとしていました。
でもまだ当時、私は本当に通じ合っていてコミュニケーションできるのかまだよく分かっていなくて、その事について半信半疑でした。
しかし、翼くんとの妊娠生活を通して思った事や感じたことを振り返ると、つながっているという事が確信に変わりました。
(記事を読んだことに関わらず沢山意識をキャッチしていたと感じることがあるのです。その話はまた今度)
確率は少ないものの、死産・流産・誕生死は
いつ何時、誰でも起こり得る話。
当たり前のことなんて何もなく、
元気に産まれて、生きていてくれることが本当に奇跡です。
元気に生まれてくれても、
万が一亡くなってしまった時も、
どんなときも後悔のないようにその日その日にできることを100パーセントしておくということが大事なのだとつくづく思います。
妊娠中からお腹の赤ちゃんに意識を向けて、
赤ちゃんの思いを感じて動いたり、ママの気持ちを伝えてみたり。
そう言う日常の積み重ねが、
些細なことかもしれないけれど、
それが何より幸せで素晴らしいことなのだと感じます。
いつのときも後悔が残らないように、1日1日を大切に生きます。