✳︎誕生死を乗り越えて✳︎

2015年 第一子の誕生死を経験した後、2016年 女の子出産しました。死産・流産・誕生死etc...どなたかの希望になればと思いブログに綴っています。

インターネットでの情報検索の危険性

情報過多。情報が溢れるこの時代。

何が正しくて、何が間違っているのか、判断するのがなかなか大変な時があります。

だからこそ、正しく情報をキャッチできる自分でありたいと強く思います。

 

私も妊娠している最中に、つわりで動けずにいたので、少し調子の良い日は携帯とにらめっこをしてネットサーフィンをしていました。

目はすぐに疲れてしまい気持ち悪くなるので、それも大変でしたが。。。

 

初めての妊娠で全て手探り状態。

ネットからの情報に助けていただいたこともありますが、色んな情報がありすぎて何を信じていいかわからなくなる時もありました。

自分の直感や感覚を信じたり、価値観が近いものを見てみたりしていました。

 

だけど思ったのは、ネットの情報は鵜呑みにしないと言う教訓に辿り着きました。

特に妊娠に関してはいのちに関わることだし、ネットの情報に左右されず、自分で判断しないということ。

どんな些細なことでもお医者さんに聞くことの大切さを痛切に感じます。

 

 

いま考えると一番怖いと思った情報は、

臨月になり出産が近づいてきたら胎動が減るという情報!!

→動きますから!!!

その情報に安心しないほうが良いと思いました。

 

本当に減ってきたら何かのサインだと思ってすぐに病院に連絡して行ってください。

 

あとは、主観の入っている意見等あくまでもその人の意見なわけで、正しいとは限らず、人それぞれにケースが違うので、人もそうだからと安易に安心しないほうがいいなと思いました。

 

本当に本当に些細なことでもいいから病院に聞いてください。

万が一嫌な顔されても、しつこく聞いてください。聞かずに後悔するより、正しい専門的な知識と意見でご判断いただいたほうが絶対に安心。

だって赤ちゃんのサインを一番に気付けて守れるのはお母さんしかいないから。

 

赤ちゃんは何かサインを必ず送ってくれています。どうかそんな時はキャッチしてください。

胎話士 未来見基さん

翼くんが産まれて5日目

 

緊急セッションをお願いし、幾つもの奇跡と計らいが重なり病室まで出張して来てくださいました。

この事により私は心から救われる事になりました。

 

未来見基さんが病室に入ってきてくださった瞬間の空気感の変わりよう。

とても暖かく優しくて何もかもを包み込んでくださるかのような安心感がありました。

涙がこぼれ落ちました。

 

起こった事に対しての意味、翼くんの気持ち、私の気持ちを伝えてくださり、架け橋となってくださいました。そして沢山のメッセージを繋げてくださいました。

 

自分では分からなかった事、気付けなかった事、自分の思考範囲内では考えられなかった事を教えて頂けはっとするような気づきと意識の変化をもたらしてくださいました。

 

すべては意味のあること

 

ちゃんと向き合って、翼くんからのメッセージを受け取りそれをこれからしていくことが何よりも供養になるよ。という言葉が響き、翼くんが来てくれた意味といのちをかけて教えてくれたことを絶対に無駄にしないと自分の心に誓いました。

 

セッションを進めてくださるうちに、翼くんからの気持ちが私に伝わったことに安心したのか、少し紫ががっていた翼くんのお顔の色がどんどん明るくなってきたのです。

その事にも驚いていたのに、 

セッションをして頂いた最後に、未来見基さんが翼くんを抱っこしてくださった際、

瞑っていた口が開き、穏やかな表情で笑ったのです。(写真もあります)

 

お空に還って5日目!!

こんなことあるの!?と驚きを隠せませんでした。

 

そしてセッション後に翼くんを見られた助産師さんや私の家族が(セッションのことは助産師さんは知りません)翼くんなんかさっきより顔の色明るくなったねー。と声をかけてくださったほど!!

 

思いを伝えたかったのは私だけではなく、翼くんからもメッセージがあって、なかなか私だけでは受け取れないから、胎話士さんというプロの方を通して伝えてくれたのだと感じました。

本当に依頼してよかったと心から思いました。

 

やっぱり翼くんには思いがあってずっと伝えてくれようとしていたのだなと思うとなかなか受け取れなかった自分をまた悔やみそうになりますが、ずっと受け取らないままでいるよりかは良かったのかもと気持ちを立て直しています。

 

そして翼くんの体がこの世にあるうちに後悔のないように、教えていただいた事を実行しようと思い、その日から体もお空に戻っていく日まで濃密に過ごしたのです。

早期胎盤剥離が危ない理由

翼くんのことがあってから、

早期胎盤剥離について怖くてずっと調べられなかったのですが、後から最近分かったことは、
胎盤は子宮に細かい血管で繋がっていて、
赤ちゃんが生まれた後に剥がれたら子宮がだんだん収縮する事により出血が止まる仕組みになっているそうなのですが、早期胎盤剥離になってしまうと、赤ちゃんがお腹にいるままだから子宮が収縮しなくて出血だけ大量にしてしまうからすごく危険とのことでした。
私も体の半分くらいの血液が出血したようで、それで命の危険が伴ったということが分かりました。
手術後も輸血をして頂きながら子宮の出血がとまるのをずっと確認して頂いていました。
そして子宮の中に血液が残らないようにお腹を押さえて出して頂くのですが、それが飛び上がるくらい痛くて痛くて仕方がなかったのを覚えています。

でも大事なことだからと一生懸命やってくださったお蔭様で子宮を残して頂け、今こうして新たにいのちを授かることができました。

本当に感謝しかないと思っています。

 

 

出産前、インターネットや母子手帳などで早期胎盤剥離という言葉を見たり聞いたりしていて、それが起こると危ないことは知っていましたが、どうして危ないのかということを理解していませんでした。

なかなか細かく書いてある書籍にも出会えずにいました。

自分に起こるはずがないと思って深く調べることをしませんでしたが、もっと勉強するべきでした。

そしてこんなに危ないことなので、どういう事なのかということを各クリニックや病院で検診の際にちゃんと説明する事も大事なのではと思ってしまいます。

(されているところもあると思いますが、私が検診で通っていたクリニックはなかったので。。。)

 

いのちに対して進撃に向き合う姿勢を改めて学ばせて頂く機会となりました。

お空に還った赤ちゃんの声が聴きたい

早期胎盤剥離で39w5dで息子を亡くした

誕生死のお話です。


出産の時出血が多すぎて、もしかしたら、ほんとは私もお空に還っていたかもしれない状況でした。

子宮内の出血が順調に止まらなければ、子宮摘出も考えられたようです。

 

先生や助産師さんたちの処置やご判断と医療が最先端だった病院のお陰で、私は自分のいのちと子宮を救って頂きました。

 

 

翼くんが産まれて3日目。

私の体調と意識が戻ってきた頃、

翼くんから『未来見基さんに連絡して』と声が聞こえたように感じました。

 

妊娠中、つわりが酷すぎて何をやっても良くならなくて、理由が一体何なのかどこを改善すれば良くなるのか、お腹の中の赤ちゃんの声が聴きたくて、お腹の中の赤ちゃんの声が聴ける方はいないかとネットで探し続けていたら、胎話士の未来見基さんに辿り着きました。

 

ホームページやブログを読ませて頂き、居ても立っても居られないくらいお会いしたくて、

しかし私は出産を迎えるまでつわりが酷すぎて動くこともままならず、ずっとずっと思いを馳せながら携帯を眺めるばかりでした。

つわりが酷いから動くことができないと、セッションを依頼したり、会いに行くことを諦めてしまっていました。

 

出産の3日くらい前にも未来見基さんのホームページを訪ねて、やっぱりつわりが続いた妊娠中のことが気になってセッションをお願いしたいと見ていました。

どうしてもお腹の赤ちゃんと繋がりたくて、

セッション依頼のメールを下書き保存までしたところで、『産まれたら会えるよ』と声が聞こえてきました。

 

やっとお会いできるのかも。と喜んでいたのは束の間、そういう事だったのです。。。

 

 

未来見基さんは、お腹の中の赤ちゃんだけでなく、ありとあらゆるいのちの声を感じ取られ、いのちの架け橋をなされる凄いお方。

なのでお空に還った赤ちゃんともお話ができる胎話士さんなのです。

 

私はなんとか、翼くんの体がこの地球上にある間に、翼くんの思いを聴きたい。

お互いの気持ちを繋げて頂きたい。

そしてなぜ、誕生死という事になってしまったのか。

翼くんの体がある間にやり残しのないように、お互いに後悔しないように、藁をもすがる思いでセッションの依頼をさせていただきました。

 

急だし、お忙しい方だしセッションをして頂けるか一か八かでしたが、どうしても氣になるし、翼くんと繋がりたくてただひたすら祈りました。

 

しばらくすると、奇跡の返信をいただき、後日病室までセッションに来て頂ける事になりました。

 

そこからさらに私は心から救われる事になるのです 。

早期胎盤剥離

早期胎盤剥離

 

通常は赤ちゃんが生まれた後に胎盤が後から出てくるのですが、赤ちゃんがお腹に残ったまま胎盤が先に剥がれてしまう事を言います。

 

理由はよくわかっていないそうです。

 

早期胎盤剥離には2種類あって、

お腹が痛くて気づくパターンと

痛みを感じずに突然出血があって気づくパターンがあるそうです。

 

私は後者のパターンで、痛みを感じずに突然の出血により気づきました。

 

夜中におトイレに行きたいくらいの腹痛が2.3回あり、ちょっとおかしいなとは感じたのですが、帝王切開の前日だしと思ってしまいそのまま過ごしてしまいました。

 

だからあの時のあれがお知らせだったのだとしたらなぜ私は気付けなかったのかと、もっと早く病院に電話していれば、病院に向かっていればと後悔し自分を責めました。

むしろ、帝王切開が決まったときにすぐに、その日のうちに手術をして頂くようにお願いすればよかったと後悔しました。

赤ちゃんを助けられなかったことは、苦しくて苦しくて生きた心地がしませんでした。

そしてこれからもずっと自分を責め続けるのだと思いました。

 

救急車で運ばれた先の緊急手術の後先生が、

自分を責めてしまっていると思うけど、今は体を早く元に戻して赤ちゃんがまた戻ってこれるようにしてあげてね。と励ましてくださいました。

お母さんが赤ちゃんに思いを寄せすぎてしがみついていると、赤ちゃんお母さんのこと心配してお空に還れなくなっちゃうから、一回お空に戻してあげようね。そうしたら戻ってくるよと。教えてくださいました。

 

そして同じような症例でも赤ちゃんが戻ってきて、生まれているケースはあるから大丈夫だよと。希望を持たせてくださいました。

 

だから私は、早く体を整えて絶対に妊娠して戻ってきてもらおうと決意しました。

 

 

だけど何故自分の身にこんなことが起こったのか、この事は何の意味があるのか、深く深く考えることになりました。

慈愛に富んだ医師・助産師さん

最後に救急車に乗って運ばれた大きな病院は、

本当にとても素敵な病院で、愛に満ち溢れていました。

 

先生も助産師さんたちも本当に優しくて、皆さんが心から寄り添ってくださいました。

医療が整っていることはもちろん、その他にもメンタルのケアまでもしてくださり、

一緒に泣いてくださったり、声をかけてくださったり、話を聞いてくださったり

いろんな話をしてくださったり、

毎日、1時間から2時間に1回は病室に顔を出してくださり、

私のペースに合わせてみていてくださいました。

 

時には私の気持ちを代弁してくださったり、

付き添いの家族への配慮もしてくださり

本当にありがたい環境に身を置かせていただきました。

 

私の気持ちと体が安定している時は、

母子同室にしてくださって、

生きて産まれた時と同じ体験ができるようにもしてくださいました。

 

翼くんのことを名前で呼んでくださり、

かわいいね。かわいいね。と毎日声もかけてくださいました。

 

何よりも、お空に還った赤ちゃんを大切な一つのいのちとして接してくださったことが本当に嬉しくて、

生きて産まれても、お空に還ってしまっても、どんな風に産まれても、

大切に大切に接してくださるその姿が本当にうれしかったです。

 

どうしていいかわからない状態の時に、

接し方を導いてくださったように感じ学ばせていただきました。

 

普通に接していいんだと。

 

それまで赤ちゃんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、

顔向けできないと思っていたのですが、

生きていても、お空に還ってしまっても、

お腹に宿ってくれて産まれてくれたことに変わりなくて、

目の前に可愛い赤ちゃんが存在している。

そのいのちに対してどう私が向き合っていくかが大切なのだと思いました。

 

先生から

お母さん、ずっと自分のこと責めていませんか。

悲しみはいつまでも続くものです。

どれだけ医療が発達しても、どんなに手を尽くしても

どうしてもお空に還ってしまう時があるのです。

医療では介入できない世界があるんです。

自分や誰が悪くてとか、あの時ああしていればと思うこともあるかもしれないけれど

そんなことはないんだよと。

お空に還ってしまったけれどだけどちゃんと産まれてくれた。よく頑張ったよ。

と言ってくださり、心が救われたことを覚えています。

 

今は赤ちゃんがまた戻ってこられるようにお母さんの体を整えることも大事だよと教えてくださいました。

赤ちゃんが戻ってこれるには、一回ちゃんとお空に還してあげないとと戻ってこれないの。

お母さんのことを心配してずっとついててくれちゃう。

また戻ってきてくれるから、赤ちゃんを安心させてあげようね。

と、赤ちゃんの気持ちにもなってお話ししてくださいました。

 

いのちとの向き合い方。凄いなと思いました。

 

悲しい出来事だけれど、

最後に迎えた病院が緊急搬送先の病院でよかったと心から思いました。

 

 

悲しいすぎて目を瞑りたいし、状況から逃げたいと思うこともありましたが、

後悔のないように最期の時を迎え、その後もしっかりと向き合うことの大切さも学ばせていただきました。

 

感謝しかありません。

罪悪感

なんで私の身に起こってしまったのか。

何が何だか分からずに信じられませんでした。

 

何がいけなかったのか。

 

あの時ああしていればよかった。

こうしておけばよかったのかな。

あの時こう思ったからいけなかったのかな。

 

これまでの妊娠生活を振り返ったり、前日のことを思い返してみたり。

それまで通っていたクリニックは本当にちゃんと見てくださっていたのだろうか。

 

いろんな思いが駆け巡ります。

 

だけどやっぱり最後は自分が守りきれなかったということ。

変化に気づくことができなかったことが悔しくて自分を責めました。

 

出てくる言葉は ごめんなさい しかなかった。

 

小さな命を守りきれなかった。

 

本当に情けないと思った。

 

私も一緒にお空に還りたかった。

逆に私がお空に還ればよかったのに。

そう何度も思った。

 

切なくて、酷くて、悲しくて、心臓が張り裂けそうになり、

放心状態と涙しか出なかった。

 

原因探しばかりして、自分を責めててばかりいました。

罪悪感しかなかった、、、